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GPT-6 Cyber登場、脆弱性発見48.5%に——GPT-5.6 Cyberから16ポイント改善

OpenAIがサイバーセキュリティ特化のGPT-6 Cyberを発表しました。脆弱性の発見・修正能力が大きく上がり、許可された範囲を守る精度も改善。まずはDaybreak Redの承認済み顧客向けにAPIとCodexで提供されます。

  • 公開日
  • 最終確認日 2026-11-08
自分にどう関係する?

セキュリティ担当者は脆弱性の発見と修正をAIに任せやすくなります。一般のChatGPT利用者には直接の変化はありませんが、使うソフトの安全性が高まる効果が期待できます。

ニュースをやさしく解説

OpenAIは11月6日、サイバーセキュリティに特化した新モデル「GPT-6 Cyber」を発表しました。脆弱性の発見と修正が得意で、研究者が決めた許可範囲を守る精度も大きく上がっています。

攻撃対象の脆弱性を突けるかを測るExploitGymでは48.5%を記録し、前世代のGPT-5.6 Cyberの32.1%から約16ポイント改善しました。相対では51%の改善です。範囲外のサービスを誤って攻撃しない確率は、追加の指示なしで99.93%、指示付きでは100%でした。

新しい評価「RemoteExploitBench」では、GPT-6 Astraが全課題を拒否したのに対し、GPT-6 Cyberは95%を完了しました。脆弱性発見の評価でも40.3%の再現率で、GPT-6 Astraの32.0%を上回りました。

すでに実際のソフトの安全性向上に使われています。Linuxカーネルでは948件の権限昇格の脆弱性について実証コードを作り、Firefoxではこれまで見つかっていなかった重大な脆弱性を81件発見しました。Mozillaは多くの修正を公開済みです。CiscoやCodeRabbitなどのセキュリティチームも、脆弱性調査やコードレビューに使っています。

提供はまず、承認制のセキュリティ研究プログラム「Daybreak Red」の顧客向けにAPIとCodexで始まり、順次広げられます。強力な分、悪用防止の監視やIP制限などの対策も強化されました。OpenAIはこのモデルのサイバーセキュリティ能力を、準備態勢の枠組みで「Critical」に引き上げています。

OpenAIは防衛側への支援として、10億ドル規模の助成プログラム「Daybreak for Frontline Defenders」も進めています。

注意点もあります。一般のChatGPT利用者がすぐ使えるものではなく、利用にはDaybreakへの申請と承認が必要です。脆弱性を突く能力が高いため、許可のない調査には使えません。出典はOpenAIの公式発表で、11月8日に確認しました。

出典

2026-11-06時点の発表です。料金や提供条件は、その後変わっている場合があります。

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最終確認日 2026-10-24

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