お役立ち記事仕事・自動化11分で読める

会議の議事録をAIで作る完全手順:録音から要点・ToDo抽出まで

録音の同意、文字起こし、要点・担当・期限の整理、原文との照合までを順番に解説します。AIに任せる部分と人が確認する部分を分けて始めましょう。

結論

録音の同意と利用条件を確認し、文字起こしから決定事項・担当・期限の下書きを作ります。最後に人が録音や原文と照合します。所要時間や短縮効果は会議ごとに異なります。

会議のあと、録音を聞き直しながら決定事項や担当者を探すのは手間がかかります。文字起こしAIで発言を文章にし、対話AIで下書きを整理する方法を紹介します。この記事の手順は作業の分け方の提案であり、特定の時間短縮を実測した事例ではありません。録音の長さ、音質、専門用語、確認する内容で所要時間は変わります。まず公開してよい短い録音で試し、手作業と比べて確認の手間が減るかを確かめてください。

ポイントは『録音→文字起こし→AIで整形→人が最終確認』という流れを固定化することです。テンプレートは項目をそろえるための下書きとして使い、発言内容・数字・担当・期限は毎回原文と照合します。

この方法でできること

広告

AIを使った議事録づくりでできるのは、大きく3つです。

AIに任せられる3つの作業
  1. 会議の音声を自動でテキストにする(文字起こし)
  2. 長い文字起こしを短い要点にまとめる
  3. 『決定したこと』『持ち帰り(宿題)』『担当と期限』を表に整理する

自動で作った記録にも欠落や誤変換があり得るため、会議中に確認したい決定事項や不明点は別に記録し、下書きと照合してください。

3つのうれしいこと
集中できる記録の下書きを補助。決定事項と不明点は別に控える
速い下書きの整理を補助。短縮時間は録音と確認内容による
そろう同じ項目で整理し、抜けや誤りは原文と照合する

用意するもの

必要なのは、録音手段(Nottaなどのアプリ、ICレコーダー、PCやスマホの録音)と、整理用の対話AI(ChatGPT)だけです。どちらも無料枠から始められます。オンライン会議なら、ZoomやTeamsに同席させて自動で記録するツールもあります。

準備リスト
録音Notta / Fireflies / スマホ録音 など
整理AIChatGPT(無料でも可)
同意録音することへの参加者の同意

手順①:会議を文字起こしする

まずは音声をテキストにします。ここではNottaを例にします。リアルタイム録音と、取得済みファイルの取り込みを使い分けられます。

文字起こしの流れ
  1. Nottaに無料登録し、会議の前に『録音』を開始(対面はスマホ、オンラインは同席機能や画面録音)
  2. 会議が終わったら録音を停止すると、自動で文字起こしが作られる
  3. 明らかな誤変換(社名・人名・専門用語)だけ、先にざっと直しておく

2026年10月17日に確認した公式料金ページでは、無料は月120分・1回3分まで、プレミアムは年払いの月換算1,185円(税込)です。無料で動作を試すことと、会議全体を記録する契約は分けて考えます。上限を避けるために重要な発言を録り落とす運用にはせず、必要な録音時間と保存・出力条件を公式で確認してください。

文字起こしツールの選び方

代表的な3つ
Notta録音・ファイル取り込みで文字起こし。無料版は1回3分まで
FirefliesZoom/Meetに同席し自動記録・要約
Otter英語に強い。海外との会議向け

手順②:ChatGPTで要点に整理する

文字起こしはそのままだと長くて読みにくいので、ChatGPTに貼り付けて整形します。ここで最大のコツは『出力の形(見出しと項目)を具体的に指定する』ことです。ただ『まとめて』と頼むより、次のように指示すると、そのまま配れる議事録になります。

ToDoは『担当・期限』まで出させる

『ToDoを箇条書きで』だけだと、誰がいつやるのかが抜けがちです。『担当者と期限を表で』と指定すると、会議後の行動につながる議事録になります。会話に期限が出ていない項目は『要確認』と書かせると、あとで埋めるべき抜けに気づけます。

長い会議は議題ごとに分ける

長い会議は、議題ごとに入力と出力を分けて確認する方法もあります。『この議題について①〜⑤で』と依頼し、元の発言と対応付けて照合します。分割するだけで精度が上がるとは限らず、議題をまたぐ条件や決定を落としていないか、まとめる際にも確認が必要です。

手順③:仕上げと共有

仕上げの流れ
  1. AIが作った議事録をざっと読み、数字・日付・決定事項を人の目で確認
  2. 固有名詞の誤りを直し、社外に出せない情報が混ざっていないかチェック
  3. メール・チャット・ドキュメントに貼って共有。重要な合意はその場で参加者にも確認

AIの要約は便利ですが、発言のニュアンスや前提が抜け落ちることがあります。特に『決定事項』は、元の発言と食い違っていないかを必ず確認しましょう。ここだけは省略しないのが、信頼される議事録のコツです。

毎回ラクにするコツ

精度と時短のコツ
事前共有共有してよい議題や用語を渡し、固有名詞は原文で照合
テンプレ化上の指示文を保存し、毎回コピペで使う
話者分離『誰の発言か』を分けて記録すると整理が楽

注意点・セキュリティ

社外秘や個人情報を含む会議は、クラウドのAIに丸ごとアップしてよいか、必ず社内ルールを確認しましょう。心配な場合は、固有名詞を伏せて要約だけ作る、または社外に出さないローカルAI(LM Studioなど)で処理する方法もあります。録音データの保存期間や削除のルールも決めておくと安心です。

架空メモで確認する練習

次の例はAI支援で作成した練習用の架空メモです。実在の会議、実機で得たAI出力、導入効果の実測を報告するものではありません。まず、書かれていることと、補ってはいけないことを分けてください。

入力する架空メモ
  1. 田中:見積書は10月30日までに送ります。
  2. 佐藤:設計図を確認しますが、期限はまだ決まっていません。
  3. 田中:予算は来週決めます。今日は未決定です。
原文と照合する確認用メモ
見積書担当:田中。期限:10月30日。作業:送付。
設計図担当:佐藤。期限:要確認。作業:確認。
予算決定状況:未決定。決定作業の担当:要確認。「来週」の具体的な日付:要確認。

まとめ

『録音の同意→文字起こし→形式を指定した下書き→原文と照合』を一つの流れにします。小さく試して、修正にかかった時間と見落としを記録すると、自分の会議に合うか判断できます。短縮を優先して、決定事項・担当・期限の照合は省かないでください。他の候補は『議事録を作りたい』の目的別ページで確認できます。

確認に使った公式情報・参考記事

PR

次の一歩におすすめの本・教材

広告(アフィリエイト)リンクを含みます。

広告

次に見るページ

この記事で使うAI

Notta

Notta

無料枠あり

音声を文字起こし / 議事録の自動作成 / 字幕づくり

音声・音楽日本語◎(国産ツール)
無料
あり(月120分・1回3分まで・ダウンロード不可)
料金
年間一括払いの月換算:プレミアム ¥1,185(年¥14,220)/ビジネス ¥2,508(年¥30,096)。税込。月払いは別料金

最終確認日 2026-10-17

Fireflies.ai

Fireflies

無料枠あり

会議の自動文字起こし / 要約・アクション抽出 / 検索

音声・音楽日本語◯
無料
あり(Free forever。AI要約は回数制限、録音保存は1チーム400分、1回2時間まで)
料金
1人あたり:Pro 月$10(約¥1,580)(年払い)/Business 月$19(約¥3,002)(年払い)/Enterprise 月$39(約¥6,162)(年払い)。月払いは割高

最終確認日 2026-10-24

OpenAI

ChatGPT

無料枠あり

文章作成・要約 / アイデア出し / 画像生成(GPT image)

対話・文章日本語◎
無料
あり(GPT-6の通常テキスト会話。ファイル・画像・音声等は制限あり、不正利用防止の条件あり)
料金
Go 月¥1,400 / Plus 月¥3,000 / Pro 月¥16,800〜(日本の公式料金ページの表示。税込・税別の記載なし)

最終確認日 2026-10-24

このページのQ&A

Q1無料でできますか?

Nottaの無料枠とChatGPT無料でも始められます(時間・回数の上限あり)。

Q2オンライン会議でも使えますか?

はい。同席機能や画面録音で対応できます。

Q3英語の会議は?

文字起こし後に『日本語に翻訳して要約して』と頼めます。

Q4精度が低いときは?

議題と参加者名を事前に渡す、議題ごとに区切る、固有名詞を先に直すと改善します。

manapick family

manapickの関連サイト