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AIプロンプトの書き方:今日から使える5つの型

AIプロンプトの書き方を、5つの基本、悪い例の直し方、仕事でコピペできるテンプレ、回答の確認手順までやさしく整理します。

  • 最終確認日 2026-07-28
結論

AIプロンプトは、目的・相手・材料・条件・出力形式を具体的に書き、回答を見て不足を一度ずつ直すと使いやすくなります。送信前に人名・日付・金額・出典を確認します。

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プロンプトとは、AIへ渡す質問や指示のことです。特別な記号や長い命令文は要りません。人へ仕事を頼むときと同じように、目的、相手、材料、完成形を具体的に伝えると、回答のずれと手直しを減らせます。OpenAIの公式案内も、明確で具体的な指示、十分な背景、回答を見て直す反復を基本として挙げています。

2026年に変わったこと:手順を並べるより「できあがり」を伝える

ここ数年で当たり前だった書き方が、2026年に入って公式の推奨から外れました。OpenAIは2026年5月にChatGPTの既定モデルを更新した際、案内を「手順を並べて書くのをやめ、望む結果そのものを説明してください」という趣旨に改めています。Anthropicも同様に、足場となる細かい指示を外し、良い状態がどういうものかを伝えて、あとはモデルに任せる方針を示しています。つまり、指示を細かく積み上げるほど良い、という時代は終わりました。

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2025年までの書き方 → 2026年の書き方
これまで(手順を並べる)
いま(できあがりを描く)

Anthropicの案内では、「段階的に考えて」「よく推論してから答えて」といった決まり文句は、いまのモデルでは削除してよいとされています。これらは以前の世代のモデルを補助するための言葉で、現在は内部で行われるためです。同じ文字数を使うなら、手順の指定ではなく「完成したものがどうあってほしいか」に使う方が結果が良くなります。

任せる量が増えたときに、必ず書き足す3つのこと

まとめて任せる時の書き方
完了条件「どうなったら終わりか」を1文で。例:担当者がそのまま送れるメール本文になっていること
やらないこと触ってほしくない範囲を明示。例:日付と金額は変えない/推測で理由を作らない
確認方法こちらが何を見て判断するかを伝える。例:最後に、変更した箇所だけ箇条書きで教えて

作業をまとめて任せるほど、途中経過が見えなくなります。上の3つを書いておくと、出てきたものをこちらが短時間で検品できます。特に「やらないこと」は、事実でない理由づけや、勝手な数値の書き換えを防ぐのに効きます。

もう一つ、公式の案内で共通しているのが「わからない時は、わからないと言ってよい」と明示的に許可することです。AIは答えを埋めようとする性質があるため、この一文を足すだけで、根拠のない断定が減ります。例文はそのまま使えます:『確実でない部分は、推測せず「不明」と書いてください。』

結果が変わる5つの型

コピペで使える型
役割『あなたは編集者です』など立場を与える
条件読者・目的・字数・トーンを指定する
形式『箇条書きで』『表で』など出力の形を指定
例示見本を1つ見せて『この感じで』と頼む
手順『まず案を3つ、次に最良案を清書』と段階で頼む
まず試す手順
  1. 最初に「あなたは○○です」と役割を1つ決める
  2. 読者・目的・字数・トーンなど条件を3つほど足す
  3. 箇条書き・表・メール文など、ほしい形式を指定する
  4. 返ってきた答えに「もっと短く」「例を足して」と追記して整える

コピペで使える用途別テンプレ

空欄だけ変えて使う
メールあなたは営業担当です。[相手]へ[目的]を伝えるメールを、丁寧な日本語で200字以内にしてください。件名と本文を分け、最後に次の行動を1つ書いてください。
要約次の文章を[読む人]向けに要約してください。結論、理由、次にすることの順で、各1文にしてください。文章:[ここに貼る]
企画案[目的]を達成する案を3つ出してください。予算は[金額]、期間は[日数]です。各案を、概要・良い点・注意点・最初の一歩の表で比較してください。

テンプレは完成品ではなく、伝え忘れを防ぐチェックリストです。かっこ内を自分の状況に置き換え、AIへ渡してよい材料だけを添えます。文章を貼る場合は、指示と資料の境目がわかるように『資料:』と書くと、AIが頼みごとと引用文を区別しやすくなります。

悪い例をどう直す?

悪い例は『ビジネスメールを書いて』です。誰へ、何を、どの程度の長さで伝えるかがありません。『取引先へ、納期が3日遅れるお詫びメールを、丁寧な言葉で200字以内に。理由は断定せず、代替案と返答期限を1つずつ添えて』と直すと、目的と制約が明確になります。ただし、事実でない理由や約束をAIに作らせず、送信前に担当者が確認します。

曖昧な言葉を測れる条件へ変える
曖昧な指示『短く』『わかりやすく』『良い感じに』
直した指示『150字以内』『高校生向け』『結論→理由→例の順』

回答を見て一度だけ直す

一度で完成させようとせず、回答を見て不足を1つずつ伝えます。長ければ『結論を先にして半分の長さへ』、難しければ『専門用語の直後に短い説明を足して』、偏りがあれば『反対意見と採用しない条件も示して』と直します。OpenAIの公式案内でも、最初の回答を確認し、背景を足したり依頼を簡単にしたりする反復が勧められています。

送信・公開前の確認
  1. 人名、日付、金額、URLを元資料と照合する
  2. AIが足した事実や引用がないかを探す
  3. 相手を傷つける表現や断定がないか声に出して読む
  4. 自分が説明できない文章は、そのまま送らず書き直す

実例:ビフォー / アフター

頼み方で結果が変わる
弱い頼み方『資料作って』→ 何の資料か曖昧で手直し必須
強い頼み方『新人向けに、AIの始め方を5見出し・各150字・やさしい言葉で』→ ほぼ完成形

うまくいかない時のリカバリー

ズレた答えが返ってきたら、最初からやり直さず『ここをこう直して』と部分指示で育てます。『3案出して→1案を清書』のように段階に分けると、長い作業ほど安定します。

『役割・条件・形式・例示・手順』の5つを意識するだけで、AIの答えは見違えます。まずは1つの型から、いつもの頼みごとに足してみてください。

参考にした一次情報

機能・数値・事例は、提供元や公的機関が公開した情報で確認しています。

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あり(GPT-5.3・5時間に約10回まで/米国版は広告つき)
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Go 月$8(約¥1,256) / Plus 月$20(約¥3,140)(GPT-5.5)/ Pro 月$100(約¥15,700)・$200(約¥31,400)

最終確認日 2026-06-20

Anthropic

Claude

無料枠あり

長文の作成・要約 / 資料の読み込み・分析 / コード生成

対話・文章日本語◎
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あり(Sonnet 4.6・1日の利用量に上限)
料金
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最終確認日 2026-06-20

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対話・文章日本語◎
無料
あり(Gemini 3 Flash/Deep Researchは月5回まで)
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AI Plus 月$7.99(約¥1,254) / AI Pro 月$19.99(約¥3,138)(Gemini 3.1 Pro・約100万トークンの長文)/ AI Ultra 月$99.99(約¥15,698)〜

最終確認日 2026-06-20

このページのQ&A

この記事に関するよくある質問です(サイト全体のFAQは別ページにあります)。

Q12026年になって、プロンプトの書き方は変わりましたか?

変わりました。OpenAIは2026年5月に案内を更新し、手順を並べるのではなく望む結果そのものを説明することを推奨しています。Anthropicも、細かい足場を外して「良い状態」を伝える方針を示しています。「段階的に考えて」などの決まり文句は、いまのモデルでは不要とされています。

Q2長く書くほど良いですか?

いいえ。長さより中身です。目的・相手・材料・完成形の4つが入っていれば、短くても十分に伝わります。逆に手順を細かく指定しすぎると、いまのモデルではかえって結果が悪くなることがあります。

Q3「段階的に考えてください」はもう書かなくていいのですか?

Anthropicの案内では、その種の決まり文句は削除してよいとされています。以前の世代のモデルを補助するための言葉で、現在は内部で行われるためです。その文字数は「完成したものがどうあってほしいか」の説明に使う方が効果的です。

Q4例(見本)はいくつ見せればいいですか?

まず1つ(one-shot)から始めてください。出てきたものが望むものと違う場合にだけ、例を足していきます。最初から何個も並べる必要はありません。

Q5AIが事実でないことを書いてしまいます。防げますか?

完全には防げませんが、減らせます。「確実でない部分は、推測せず『不明』と書いてください」と、わからないと言うことを明示的に許可してください。公式の案内でも、この方法で誤りが減るとされています。

Q6どのAIでも同じ型が使えますか?

基本は共通です。目的・相手・材料・完成形を伝える考え方は、ChatGPT・Claude・Geminiのいずれでも通用します。細かな得意分野は違うため、同じ指示を2つのAIに投げて比べるのも有効です。

Q7仕事の資料をそのまま貼ってもよいですか?

社内ルールと利用規約を必ず確認してください。個人情報・取引先の機密・未公開の数字は、そのまま貼らないのが原則です。必要な部分だけを抜き出し、固有名詞を伏せてから渡してください。

Q8まとめて作業を任せるときに、何を書き足せばいいですか?

「完了条件(どうなったら終わりか)」「やらないこと(触ってほしくない範囲)」「確認方法(こちらが何を見て判断するか)」の3つです。任せる量が増えるほど、この3つが検品の速さを決めます。

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