Google Drive、Geminiが機密度ラベルを自動付与——管理者の指示だけで分類モデルを設定
手作業の訓練ファイルを用意せず、管理者の文章指示に沿ってDrive内のファイルを分類できます。
大量の社内資料を守るためのラベル付けを省力化しつつ、人が確認できる運用を始められます。
ニュースをやさしく解説
結論から言うと、Google DriveでGeminiがファイルの内容を読み、機密度などの分類ラベルを自動で付ける機能がオープンベータになりました。管理者が訓練用ファイルを一つずつ選んでAIに覚えさせる従来方式ではなく、文章で分類ルールを指示できるのが大きな変更です。
Googleは2026年8月28日、Workspace Updates公式ブログで「Gemini-based data classification」を発表しました。管理者は管理コンソールのデータ分類画面で対象ラベル、Geminiへの指示、評価するファイルの範囲を指定します。Geminiはその指示を解釈してファイルを調べ、適切と判断したラベルを付けます。
付与数などの指標も管理画面で確認できます。
ラベルは情報漏えい防止ルール、保存期間の設定、監査調査に利用できます。対象ライセンスはEnterprise Plus、Google AI Pro for Education、Frontline Plusで、段階的な展開は9月30日までに完了予定です。編集者や所有者は権限があればGeminiのラベルを承認または修正でき、その操作は監査ログに残ります。
一般利用者向けの設定はありません。
会社や学校では「社外秘」「個人情報を含む」といった基準を大量の資料へ広げやすくなります。ただし自動判定を最終判断にせず、重要ファイルは担当者が確認し、最初は狭い範囲で精度を試すのが安全です。
注意点として、これは対応プラン向けのオープンベータであり、全利用者がすぐ使える正式版ではありません。Googleも管理者の制御と人による修正機能を用意しています。提供条件、展開時期、操作範囲はGoogle Workspace Updatesの一次情報に基づきます。
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