Amazon Bedrock AgentCore開発・コード確認済み

AWS、AIの「行動履歴」で許可を決めるTemporal Policiesを公開——高額操作は毎回人の承認

AgentCore Gatewayを通るAIの操作履歴を見て、順序、データ鮮度、累計額、人の承認を外側から強制する仕組み。

  • 2026-08-07
  • 最終確認日 2026-08-07
自分にどう関係する?

AIに重要操作を任せる際、過去の行動まで含む規則で止められますが、Gateway外の操作や設計漏れは別に対策が必要です。

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結論から言うと、AWSはAIエージェントが今しようとする操作だけでなく、その前に何をしたかまで見て許可を決める「Temporal Policies」をAmazon Bedrock AgentCore向けに公開した。

2026年8月6日の公式解説では、AgentCore Gatewayを通るMCPツール呼び出し、AI同士の呼び出し、モデル推論を、同じセッションIDの時系列として記録し、現在の要求と過去の履歴を一緒に判定する。

たとえば「顧客情報を取得してから一定時間内だけ取引を許す」「前の取得結果にない口座IDを拒否する」「1回の承認で複数の高額取引を実行させない」といった規則を、AI本体の外側で強制できる。解説の銀行例では、2万5000ドル超の取引は1件ごとに担当者の承認が必要で、7種類の規則により順序、入力値の引き継ぎ、情報の鮮度、累計予算などを制御した。

規則にはオープンソース言語Dogwoodを使い、既存のCedar規則とも共存できる。企業でAIに発注や送金などを任せる場合、プロンプト攻撃やAIの誤判断だけに頼らず、操作の入口で止める防波堤になる。ただしGatewayを通らない操作は対象外で、同じセッションでは同時に複数の認可要求を処理できない。料金と対応地域を公式ページで確認し、狭い範囲から検証したい。

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