全米125か所以上でAIデータセンター反対デモ——ロイター報道、初の全国一斉行動
AIを動かす巨大データセンターの建設ラッシュに対し、米国で初めて全国規模の抗議が組織されました。電気代・水・環境への不安が背景です。
AIの値段やサービス拡大のスピードは、電力・水・地域の反発というAIの『土台』側の事情に左右されます。
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ロイターが現地7月18日に報じたところによると、AIを動かす巨大データセンターの建設ラッシュに反対する抗議行動が同日(土曜)、全米の少なくとも125か所で行われた。結論から言うと、AIブームの『土台』であるデータセンターへの住民の不満が、初めて全国規模でまとまった形だ。
呼びかけたのは草の根団体HumansFirstで、共同創設者のエイミー・クレーマー氏は2009年のティーパーティー運動の元幹部。同氏は「怒りは党派を超えている」と述べている。実際、開催数は共和党の強いテキサス州が16か所で最多、激戦州ジョージアが11か所、カリフォルニア・フロリダ・ペンシルベニアが各7か所と、赤い州も青い州も並ぶ。
反対の理由は、電気代の上昇、水の大量消費、騒音や土地利用の変化だ。カリフォルニア州インペリアル郡で計画中の施設は、コロラド川の水を年2億6000万ガロン使う可能性があるという。ロイター/イプソスの6月調査では、米国の建設ペースを支持する人は約3分の1にとどまり、自分の地域に建設されることを支持する人は14%だった。
私たちにどう関係するかというと、AIサービスの値段や普及の速さは、こうした地域の反発や電力・水の制約に左右される。注意点は、これは技術そのものではなく建設のやり方への反発で、業界団体Data Center Coalitionはこの抗議に即座のコメントを出していない点だ。
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