Anthropic / Claude対話・文章確認済み

Anthropic、Alibaba(Qwen)による過去最大級の「蒸留攻撃」を指摘——偽アカ約2.5万・2880万回

AnthropicはAlibaba系のQwen関係者が、約2.5万の不正アカウントと2,880万回のやり取りでClaudeから能力を抜き取る「蒸留攻撃」を行ったと米議会に書簡で訴えました。

  • 2026-06-24
  • 最終確認日 2026-06-27
自分にどう関係する?

安く真似て作られたAIは元の安全対策を引き継がないことがあり、利用者から見て品質やリスクが見えにくくなります。

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結論から言うと、AnthropicはAlibaba(Qwen)系の運営者が、自社AI「Claude」に対して過去最大規模の「蒸留攻撃」を仕掛けたと指摘しました。蒸留攻撃とは、相手のAIに大量に質問して回答例を集め、それを使って似た性能の別AIを安く作る行為です。ソースコードやモデルの中身を盗むのではなく、API経由の普通の利用を装って大量にやり取りする点が特徴です。

Tom’s HardwareやCNBCの報道によると、Anthropicは2026年6月10日付で米上院銀行委員会に書簡を送り、約25,000の不正アカウントが4月22日〜6月5日にClaudeと2,880万回のやり取りをしたと主張しました。狙われたのはエージェント的な推論やソフトウェア開発など、上位モデルが得意とする能力だといいます。

Anthropicは2月にもDeepSeek・Moonshot・MiniMaxによる計1,600万回規模の攻撃を指摘しており、今回はそれを上回る規模です。私たちに関係するのは、安く真似て作られたAIは元モデルの安全対策まで引き継がないため、利用者からはリスクが見えにくくなる点です。

なお現時点でAlibaba側の公式な反論は確認されておらず、内容は今後の調査で変わる可能性があります。

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