AI論文 (NeurIPS 2025)検索・リサーチ確認済み

ネットワークを“超深く”したらAIの自己学習が大きく伸びた(NeurIPS 2025)

AIのネットワークを最大1024層まで深くすると、AIが自分で学ぶ力(自己教師あり強化学習)が、浅いモデルをはるかに超えて伸びることが示されました。

  • 2025-11-26
  • 最終確認日 2026-06-23
自分にどう関係する?

AIが“自分で学ぶ”力の伸びしろを示す研究。ロボットや自律エージェントの進歩につながります。

ニュースをやさしく解説

強化学習は、AIが試行錯誤しながら自分で上達していく学び方です。ロボットの動作習得などに使われますが、これまでネットワークの“層”は2〜5層と浅いのが普通で、深くしてもうまくいかないとされてきました。

NeurIPS 2025で大きな注目を集めた研究『1000 Layer Networks for Self-Supervised RL』は、思い切って最大1024層まで深くすると、自己教師あり(人の正解ラベルに頼らない)強化学習の性能が大きく伸びることを示しました。残差接続や正規化などの工夫で、深い網でも安定して学習できるようにしています。

さまざまなロボット課題で、性能が2倍から最大50倍に向上したと報告されています。しかも、単に成功率が上がるだけでなく、学ぶ“行動の質”そのものが変わったといいます。研究はKevin Wangさんらのチームによるものです。AIが“自分で学ぶ”力の伸びしろを示す研究です。ロボットや、自分で動くAI(自律エージェント)の進歩につながり、将来の暮らしや仕事に影響しそうです。

「もっと深くすれば伸びる」という新しい方向性が、今後の研究を後押しします。身近なロボットやゲームAIの賢さにも、いずれ生かされていくはずです。

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