Excelの関数をAIに日本語で頼む:5行のテスト表で確かめてから使う
「条件に合う件数と合計を出したい」を日本語で伝えれば、AIは数式と説明を返してくれます。ただし本番の表に入れる前に、答えが手で分かる5行のテスト表で確かめるのが安全です。
列の並び、条件、答えを出すセル、Excelの種類をそろえて伝え、数式と説明を頼みます。返ってきた数式は、答えを先に手計算しておいた5行のテスト表に入れて確かめ、一致してから本番の範囲に広げます。
- 向いている人
- 社会人
- 準備
- ExcelかGoogleスプレッドシート。本番の表とは別に、練習用のシートを1枚。顧客名や金額は架空の値に置き換えます。
- ゴール
- 条件つきの件数と合計を出す数式を、手計算の答えと一致することを確かめてから本番の表に使う。
- 使うAI
- ChatGPT・Microsoft Copilot・Gemini
関数名を知らなくても、やりたいことを日本語で書けばAIは数式を提案してくれます。つまずきやすいのは、列の場所や『以上』と『より大きい』の違いをAIが推測で埋めてしまうことです。この小技では、伝える情報をそろえ、答えが分かっている小さな表で検算します。Qiitaの@saltyofficeさんの記事も、練習用ファイルで1行ずつ試し、手計算と照合してから範囲を広げる手順を勧めています。
まず、答えが手で分かるテスト表を作る
| 行 | A 顧客 | B 金額 | C 状態 |
|---|---|---|---|
| 2 | 顧客1 | 12,000 | 済 |
| 3 | 顧客2 | 8,000 | 済 |
| 4 | 顧客3 | 10,000 | 済 |
| 5 | 顧客4 | 15,000 | 未 |
| 6 | 顧客5 | (空欄) | 済 |
架空のデータです。わざと「ちょうど10,000」と「空欄」の行を入れて、境目の扱いを確かめられるようにしています。
AIへの頼み方
Excel(Microsoft 365)で数式を作りたいです。 シート「売上」は、A列=顧客名、B列=金額(数値)、C列=状態(「済」か「未」)で、データは2行目から6行目です。 B列が10000以上で、C列が「済」の行について、件数をE2に、金額の合計をE3に出したいです。 ・数式と、その意味を初心者向けに説明してください ・「以上」と「より大きい」で結果が変わる行があれば教えてください ・B列が空欄の行がどう扱われるかも教えてください
テスト表で確かめてから広げる
- 返ってきた数式をE2・E3に貼り、件数2・合計22,000になるかを見る。
- 4行目の金額を9,999に変えて、件数が1・合計が12,000に変わるかを見る。境目の扱いがこれで分かる。
- 一致しなければ、テスト表の結果と自分の正解を書いてAIに伝え、どこが違うかを聞く。
- 一致したら、範囲だけを本番の行数に合わせて広げ、数件を手計算で抜き取り確認する。
Excelの中で頼む方法もある
Microsoftの公式ヘルプでは、Microsoft 365のExcelでホームタブのCopilotアイコンを開き、日本語で数式を頼むと、数式の候補とその説明が示されると案内されています。生成された内容は確認してから使うよう明記されています。なお、セルにAIの回答を出すCOPILOT関数は、2026年9月14日でサポートが終了したと公式に案内されています。古い解説記事の手順をそのまま使わないでください。
確認に使った公式情報・参考記事
次の一歩におすすめの本・教材
- スクール無料カウンセリングを見る ↗Winスクール|資格・AI/Pythonに強い個人レッスンAI・Python・Webを本気で学んで仕事・転職につなげたい人向け全国校+オンラインの個人レッスン型スクール。目的別コースを無料カウンセリング・受講相談で相談できます。
- スクール無料個別相談を見る ↗Wannabeアカデミー|3ヶ月でWEBマーケターAIを武器にWEBマーケ・広告運用で副業/転職したい人向け実務課題で学ぶWEBマーケター養成スクール。AI活用が前提の今、需要が高い集客スキルを無料個別相談から確認できます。
- Amazon評価順で探す ↗Amazon|ChatGPT・Claude・Geminiの生成AI入門書を評価順で探す主要AIをまとめて学び、仕事や学校の使い方まで整理したい人向けChatGPT・Claude・Geminiなどの入門書。
広告(アフィリエイト)リンクを含みます。
次に見るページ
この記事で使うAI
ChatGPT
文章作成・要約 / アイデア出し / 画像生成(GPT image)
- 無料
- あり(GPT-6の通常テキスト会話。ファイル・画像・音声等は制限あり、不正利用防止の条件あり)
- 料金
- Go 月¥1,400 / Plus 月¥3,000 / Pro 月¥16,800〜(日本の公式料金ページの表示。税込・税別の記載なし)
最終確認日 2026-10-24
Microsoft Copilot
文章作成・要約・アイデア出し / Web検索にもとづく回答 / 画像生成
- 無料
- あり(Web版は無料。未ログインでも利用でき、ログインすると履歴・画像生成・長い会話・音声などが使える)
- 料金
- Microsoft 365 Personal 月¥2,130、Family 月¥2,740、Premium 月¥3,200、Pro 月¥16,000(日本、継続課金。AI機能と利用上限はプラン別)
最終確認日 2026-10-19
Gemini
検索とつないだ回答 / Deep Research(自動調査) / 画像生成(Nano Banana)
- 無料
- あり(Googleアカウントで利用。画像生成・Deep Research等は利用上限あり)
- 料金
- 日本の個人向け通常月額:AI Plus ¥725 / AI Pro ¥2,900 / AI Ultra ¥14,500〜。対象者・機能・契約条件は公式参照
最終確認日 2026-10-17
このページのQ&A
Q1Googleスプレッドシートでも同じですか?
依頼文の「Excel(Microsoft 365)」を「Googleスプレッドシート」に変えて頼みます。関数の対応はソフトで違うことがあるので、同じテスト表で確かめてください。
Q2テスト表はなぜ5行なのですか?
答えを手で出せる大きさにするためです。境目の値や空欄など、間違えやすい行を意図して入れておくのがポイントです。
manapick family